ROTAX MAX ASIAN FESTIVAL IN MALAYSIAに!(^^)/ その2~~~!
ということで、次の日、、、
プレファイナルA組10番手スタート
今日の天気も、相変わらず微妙な予報が出ています(^^;(^^;(^^;
まあまあ、とはいえ、少しづつこのサーキットにもなれたし、戦うこと自体は出来るようになってきました(^^;
そんなレベルで決勝の日を迎えるというレースをするのはあまりに久しぶりで、”自分の精神力を試される”という面では十分に厳しい環境でした(^^;
で、プレファイナルなのですが、このプレファイナル、前日までレースで使った中古タイヤで出走するか、それとも2セット目の新品タイヤを投入するか、選択ができるという特殊なシステムなのです、、、
ですが、ここでニュータイヤを入れてくる上位勢はいません。なぜなら、プレファイナルを新品で出ると、この後予選を通過して決勝に残れたとしても、プレファイナルヒート落ちの状態のタイヤで決勝を走らなければなりません、、、
新品と1ヒート落ちでは、ラップタイムが0.5~6秒は違ってきます。
つまり、ここでニュータイヤを投入するということは、決勝の上位入賞はほぼ不可能になるということです、、、
そんなわけで、この上の写真二枚をよく見ていただくとわかるのですが、上位陣はユーズド、下位は決勝進出へ向けて最後の勝負をかけてニュータイ投入 → ものすごいスピードで追い上げてくる展開になる だろうという、僕がいた中盤のグリッドの車にはものすごく厳しい状態でのプレファイナルでした(^^;
で、結果は19番、、、つまり総合で37,8番ということで、、、これは本当に決勝出場はやばい感じに、、、
半分あきらめの気持ちもありながら、ちょっとづつピットの片付けも進めながら、結果発表を待ちます(^^;
結果は21番手で通過、、、(^^;(^^;(^^;
日本勢最下位ですが、、、(^^;(^^;(^^;
でも、次から次へとやってくる試練の中、何とか決勝までは持ってくることが出来ました。
僕より前のグリッドのうち、何台かは決勝はユーズドタイヤです。
しっかりと決勝で結果を残せるように、準備をして時間が来るのを待ちます。
そして、決勝のグリッドへ、、、
空にはちょっと雲が出てきました、、(^^;
自分たちの出番の前に行われるレースが進行してゆきます。
決勝に向けては、ニュータイヤということもあって、かなり大きな変更を加えて、賭けに出ていました。
なんだか、雲がひろがってきていました、、、
それでも無事にひとつ前のレースが終わり、このイベント最後の決勝レース、僕らのSENIORMAXクラスの決勝が始まります。
21番グリッド+今の調子では勝ちを狙いに行くというのは相当に無理があるとは思いましたが、シングルまでは上がれるように、しっかりとレースを走り切ろうと思っていました。
車をグリッドに着けます
もうやるっきゃないです(^^♪
そう思っていると、、、
いきなり相当な量の雨が降ってきましたよ、、、
パット見てもすぐわかる、レインタイヤでしかまともには走ることが出来ない大量の雨が降り続いているのに、オフィシャルからはなんのアナウンスもなく、スリックタイヤ装着のままスタートが進行してゆきます。
何台かの上位グリッドのマシンを、そのチームのメカニックがタイヤ交換の為にカートスタンドに乗せようとすると、オフィシャルはその時だけ何かを叫んでいます。
何を言ってるか聞き取れなかったので、メカのお父さんに聞いてみると、、、
「”車に触るんじゃない!俺たちはレースをしているんだぞ!勝手なことをするな!!!タイヤ選択の時間はこうなる前に30分もあったただろ!!車に触るな!失格にするぞ!!おろせ!!”と言ってる」だそうで、、、
大混乱、、、というか、もうめちゃくちゃです(^^;(^^;(^^;
結局大勢のメカニックたちがピットロード上でオフィシャルに、”タイヤ交換をさせろ!”と詰め寄り、やっとタイヤ交換の時間を10分与える、ということになりました。
ところが、、、
いざ作業が始まってみると、、、”タイヤのみの交換を許可する”というオフィシャルと”ハブ(というパーツ)を(雨用に)変えてもよい”というオフィシャルと、”ギアも(雨用に)交換していい”というオフィシャルがいて、グリッド上はさらに大混乱、、、
結局やりたい、やるべき作業が出来ないままの車がたくさんいる中でスタート進行が再開します
僕はお父さんが何とか手早く作業を終わらせて、やるべきセット変更は一通りできたので、、、
スタート進行を落ち着いて待って、、、
いよいよ、スタートです(^^♪
エンジンをかけて、、、
シグナルが変わって、、、
アクセルを踏みます、、、
!?!?!?!?!?!?!?
車が前に進まない、、、
雨用にスプロケット(ギア)交換をしたときに、チェーンがうまくかかっていなかったようで、、、
そのままスタートできず、レース除外に、、、(´;ω;`)
一周も走ることなく終わってしまいました、、、
お父さんは、、、
”ごめんな、やらかした、、、本当にごめん、、、”と言っていました
僕は勝ち負けもそうですが、せっかく大幅にセット変更をした車で、ドライで走りたかったという気持ちや、、、
天候に振り回されたり、ついてないや、、、という気持ち、、、心の底から悔しい気持ち
いろいろ思うところはあったのですが、、、
でも、、、
”レースって、そういうものだよな”と、、、
そう思いました。
ワザと走れないようにしようとか、遅くしてやろうとか、そんなことを考えて車をメンテナンスするメカニックなんていないですし、ドライバーもメカニックも、本当に一生懸命、必死になって取り組んでも結果が出ないこともあるのがレースだと、、、
仲間がレースを進めているのをコースわきで応援しながら考えていました。
これで、僕の海外二連戦も終わり、、、
このレースの優勝は日本から出場した、いつも同じレースを戦っている玉橋(兄)選手になり、バーレーン行きのチケットを獲得してゆきました。
そして僕はこの後も2023年のバーレーンで行われるグランドファイナルへの出場権を懸けての日本国内での戦いを続けてゆくことになりました。
でも、その目標は、ここで一緒に日本に送り返す荷物を片付けている仲間たちも同じ、、、
また切磋琢磨して頑張ってゆきたいと思います(^^♪
いつもお世話になっているスポンサーの
うちだペットクリニック 様
アニマルメディカルステーション 様
株式会社 プレブ 様
ドッグライフプランナーズ 様
株式会社 根本杏林堂 様
株式会社 チームライク 様
株式会社 猿ヶ京自動車 様
株式会社 ランドマスター 様
KH-iD様
MYCARS 山崎さん
青華塾 様
地球防衛軍 隊長 様
そして今回もとってもお世話になった
KPBUZZ 塚本力哉監督
TRIPLE K 加藤さん
チームメイトのみんな
日本から一緒に出場した皆さん
本当にありがとうございました!!
今回のレース、沢山の応援、支援していただいた皆さん、本当にありがとうございました!
とにかくしんどいレースが続きますが、、、
でも、でも、、、
絶対自分に負けな~~~~~~い!!(^^)/
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